HDD・SSDのこと

SSDとHDDって何が違うの?パソコンのプロが詳しく解説します

HDDとSSDの違いを解説

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SSDとHDDはどちらもあらゆるデータを保存する役割で必ずパソコンに搭載されています。

最近の主流は「SSD」でHDDよりも性能が高く、値段も高価という特徴があります。

ぱそろぐま
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SSDとHDDはそれぞれどんなメリット・デメリットがあるの?

メリット・デメリット一覧表
メリット デメリット
SSD
  • 処理速度が速い
  • 耐衝撃に優れる
  • 静音
  • HDDに比べて高価
HDD
  • 価格はSSDの約半額ほど
  • 処理速度がSSDに比べて遅い
  • データが破損しやすい(衝撃に弱い)
  • 消費電力が高く、発熱しやすい

【結論】

性能重視で選ぶなら → SSD

コストを抑えたいなら → HDD

ぱそろぐま
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まずはシンプルに考えてOK!

この後、SSDとHDDの違いを性能面・価格面で詳しく比較・解説をしておすすめの選び方をお伝えします。

本記事を読めばあなたがどちらを選ぶべきかわかりますよ!

そもそもHDD/SDDとは

そもそもHDD/SDDとは

HDD・SDDはともに記憶媒体と呼ばれパソコンに必ず搭載されており、あらゆるデータを保存してくれます。

【HDD】 → Hard Disk Drive(ハードディスクドライブ)の略

【SSD】 → Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略

【データを保存する】という役割は一緒ですが、この2つは構造が異なるため「処理速度・衝撃の強さ・保存方法」など性能には差があります。

この違いを詳しく知ることで、自分に最適な記憶媒体(HDD/SSD)を選ぶことができるよ!

 

さらに、HDD・SSDは容量によって保存できるデータの量や価格が変わってきます。

このあたりも、自分の使用用途を考えて選ぶと良いですよ!

容量に対してどのくらい保存できるのかチェック▼
容量 写真保存枚数 動画保存時間
128GB 1800万画素の写真データ 約19,000枚 フルHD約5時間
256GB 1800万画素の写真データ 約38,000枚 フルHD約10時間
512GB 1800万画素の写真データ 約76,000枚 フルHD約20時間
1TB 1800万画素の写真データ 約150,000枚 フルHD約40時間

HDDの特徴と選ぶポイント

HDDの特徴

HDD

HDD(ハードディスクドライブ)は、磁気ディスクが内蔵されているためわかりやすい見た目をしています。

データ保存のための書き込みや読み込みは磁気ヘッドを使って行われます。

この「磁気ヘッド」に大きな衝撃や負荷がかかると「磁気ディスク」を傷つけてしまう恐れがあり、これによりデータが破損する危険性を伴います。

さらに、HDDはモーターでディスクを高速回転させている構造上消費電力が高くなり熱くなりやすいです。

異常な発熱を起こすとパソコンの故障の原因にもなります。

しかし、破損・発熱など難点はあるものの安全に使用すれば特に問題にはならないのでHDDはまだまだ現役!

ぱそろぐま
ぱそろぐま
価格が抑えられるので選ぶ人も多いんだ!

HDDを選ぶポイント

SSDに比べて約半額で買えるのでコストを抑えたい人にはおすすめです。

パソコンに写真や動画を大量に保存したい人はGB(ギガバイト)を超えるTB(テラバイト)の大容量HDDが必須。

ガッツリ使い倒したい人は大容量で安価なHDDを購入するべきです。

最初から大容量のHDDにしておいたほうが良いの?

いいえ、パソコンに元々搭載されている「内蔵HDD」が少なくても、後から容量を増やせる「外付けHDD」が販売されているので、購入時に容量が少なくても大丈夫ですよ!

関連記事 : 外付けHDD(ハードディスク)おすすめランキング【据え置き/持ち運びタイプ別】

SSDの特徴と選ぶポイント

SSD

SSDの特徴

SSDはHDDのように磁気ディスクや磁気ヘッドなどがなく、メモリーチップが内蔵された小型の記録媒体になります。

HDDとの1番の違いは書き込み・読み込みの処理速度。

ソフトの起動時間もHDDと比べて2倍以上早いです。

さらに、メモリーチップ内蔵のコンパクトな記録媒体なのでHDDのような駆動音が無く、とても静か。

衝撃による故障の恐れも少なく、消費電力もわずかなため発熱もほとんどありません。

SSDがHDDに劣る部分は【価格】のみと言えます。

SSDを選ぶポイント

SSDは書き込み・読み込みの処理速度が速いので、クリエイターや編集者におすすめ。

ソフトの立ち上げもHDDよりスピーディーですし、画像編集・動画編集をした時のデータ保存の速さが体感的にも全然違います。

静かで発熱も少ないため作業も効率的に行えます。

故障のリスクも低いので、データを破損させたくない人にもおすすめです。

HDD/SDD徹底比較一覧表

比較項目 HDD SSD
データの保存 内蔵された磁気ディスクが回転し、
磁気ヘッドを使ってデータが保存される
内蔵されているメモリーチップに
データが保存される
処理速度 磁気ディスク・磁気ヘッドの移動により、
処理速度はSSDに劣る
メモリーチップのため、
処理速度がHDDに比べて速い
発熱 発熱により冷却ファンが作動する
異常な発熱は故障の原因にも
消費電力がわずかなので、
ほとんど発熱しない
耐衝撃 衝撃に弱い
磁気ディスクを傷つけると故障の原因にも
メモリーチップのため、
故障のリスクが低い
軽さ SSDに比べて重い HDDに比べて軽い
価格 安価で購入できる HDDに比べると高価
ぱそろぐま
ぱそろぐま
表で見てもSSDが優れていることがわかるね

ただ、今はデュアルストレージというHDD+SDDを搭載したPCも多く販売されているので、速さも容量も両立したい方はそちらがおすすめですよ。

その分値段は高くなりますけどね(‘◇’)!

HDDとSSDの違いまとめ

本記事では《SSDとHDDって何が違うの?パソコンのプロが詳しく解説します》についてまとめてきました。

HDDとSSDは性能面が大きく違うことがわかったと思います。

なので、HDDとSSDはとてもシンプルに選ぶことができるんですよね。

選ぶ基準は、

  • 性能重視 → SSD
  • コスト重視 → HDD

これだけ。

新しくパソコンを購入する人はSSDをおすすめします。

パソコンの動作が重いのは思いの外イライラしますからね。。。

また、現在パソコンを使っていて起動が遅かったりデータの保存や読み込みが遅いなと感じる方はSSDに換装してスペックアップしちゃいましょう!

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