急速に普及している『3Dプリンター』。ご家庭で使う人も増えています!
趣味やフリマサイトで販売するも良し。子供の知育として一緒に楽しむこともできちゃいます!
3Dプリンターは安価なものから高価なものまでピンからキリまであり、初めて触る人は選び方もわからないと思います。
そこで、この記事では本当におすすめの家庭用3Dプリンターを厳選して紹介しつつ、選び方についても解説していきます。
目次 -クリックすると移動します-
家庭用3Dプリンターの選び方

- どんな用途で使うのかを決める
- 2種類の造形方式から選ぶ
- 組み立てではなく完成品を購入する
選び方1:どんな用途で使うのかを決める
3Dプリンターを購入する前にどんな用途で使おうと思っているのか決めておくとサイズ感で迷うこともありません。
そして、初心者におすすめなのは小さめの3Dプリンターです。なぜなら、大きければ大きいほど造形中に歪みや反りがでて、いびつになりがちだからです。
完成までに時間もかかりますし、大きなものを制作するときはパーツごとに分けて造形するのが基本ですので最初は小型で十分です。
選び方2:2種類の造形方式から選ぶ
3Dプリンターの造形方式は5つあります。それがこちら▼
- 熱溶解積層方式
- 光造形方式
- 粉末焼結方式
- インクジェット方式
- 粉末固着方式
この中で家庭用3Dプリンターに使われる方式は主に2種類で、「熱溶解積層方式」と「光造形方式」です。
それぞれの違いを表にまとめてみます。
本体価格 | 素材の価格 | プリンタ精度 | 使いやすさ | |
---|---|---|---|---|
熱溶解積層方式 | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
光造形方式 | △ | △ | 〇 | △ |
熱溶解積層方式の特徴は安くて扱いやすいところです。ただ、樹脂を高温で溶かすという性質上、造形物にスジが残りやすいのが欠点。
ただ、初めてであれば材料の取り扱いや後処理が楽な『熱溶解積層方式』はおすすめです。
一方『光造形方式』は前者に比べて高価ではあるものの、精度が高く滑らかな造形に仕上がります。
ただし、取り扱いや後処理は初心者にとってはメンドクサイと思うほどです。
ただ、どちらを選ぶかというのは用途によって選ぶのが一番良いです。
結論:パーツが少ない日用雑貨などは『熱溶解積層方式』でOK。フィギュアなど細かい部分まで精密に再現する場合は『光造形方式』
選び方3:組み立てではなく完成品を購入する
3Dプリンターには自分で組み立てるものと完成品の2つが存在します。
安価な3Dプリンターだと自分で組み立てる商品がよくありますが、初心者というか組み立てが苦手な人にはあまりおすすめしません。
と、いうのも3Dプリンターは精密機械なので少し間違えたりネジを強く締めすぎてしまったりするだけで異常をきたす可能性があるからです。
ただ、組み立ての中にも簡単にできるものや、Youtubeなどで組み立て動画があがっていることもあるのでこの記事では簡単に組み立てできるものを紹介していきます。
本当におすすめできる家庭用3Dプリンター6選
おすすめ1:『S SMAUTOP』 3Dプリンター【業界最安クラス】

本体サイズ | 約29 x 28 x 15 cm | 重量 | 約1.3kg |
---|---|---|---|
造形方式 | 熱溶解積層 | 最大造形サイズ | 100x100x100mm |
組み立て | 有(簡単) | 日本語対応 | 〇 |
初めて3Dプリンターを買う人、お金をかけたくない人、子供と一緒に遊びたい人はコレで決まり。圧倒的なコスパです。
造形が汚くなるかと思いきや、予想以上にキレイでして1万円台ということを考えてもかなり上出来な商品。
おすすめ2:『Comgrow』 Ender 3 Pro 3Dプリンター【コスパ抜群】

本体サイズ | 440x440x465 mm | 重量 | 約7kg |
---|---|---|---|
造形方式 | 熱溶解積層 | 最大造形サイズ | 220x220x250mm |
組み立て | 有(比較的簡単) | 日本語対応 | 〇 |
こちらは約3万円ほどする3Dプリンター。
ちなみに3万円でもかなり安いほうで格安の部類に入ります。そして格安ながら高精度な出来栄えが人気です!
日本語の組み立て説明書は付属のMicroSDカードに入っていますが、こちらもyoutubeで組み立てをしている人がいるので、見ながらやるのが楽ちんですね。
こちらの3Dプリンターも使っている人が多いので扱い方を調べれば検索ヒットするので、そういう面でも初心者におすすめです。
おすすめ3:『ANYCUBIC』 MEGA-S 3Dプリンター【日本語マニュアル有】

本体サイズ | 405x410x453mm | 重量 | 約14.8kg |
---|---|---|---|
造形方式 | 熱溶解積層 | 最大造形サイズ | 210x210x205mm |
組み立て | 有(とても簡単) | 日本語対応 | 〇 |
こちらは3万円台後半で購入できるプリンター。
組み立ても非常に簡単で日本語マニュアルがついているので特にもたつくこともなく組み立てられます。
また、タッチスクリーンによる操作は直感的で扱いやすいです。
耐久性の高さや精度の高さも人気のポイント。総合的なコスパが優れており、初心者も安心して使える3Dプリンターでして、youtubeに実際にレビューされている方もいます。
おすすめ4:『ELEGOO』 MARS PRO UV 光造形式 3Dプリンター【コスパ抜群】

本体サイズ | 200x200x410mm | 重量 | 7.5kg |
---|---|---|---|
造形方式 | 光造形 | 最大造形サイズ | 115x65x150mm |
組み立て | 不要 | 日本語対応 | △ |
こちらは格安の『光造形方式』の3Dプリンターでして、3万円台で購入できます。
光造形方式のほうがやはり、細かいところのディティールの再現度が高くシャープに出来上がります。
説明書は英語のみですが、Youtubeなどで解説動画が上がっているので大丈夫。また、推奨ソフトは日本語表記で使いやすいので安心です。
価格に対して性能が非常に良く入門や家庭用としては十分です。
おすすめ5:『NOVA3D』 ELFIN2 3Dプリンタ【中級者向け】

本体サイズ | – | 重量 | 約8kg |
---|---|---|---|
造形方式 | 光造形方式 | 最大造形サイズ | 130x70x150mm |
組み立て | 不要 | 日本語対応 | △ |
こちらは3万円で購入できる『光造形方式』の3Dプリンターです。
精度、そして価格は抜群でしてコスパに優れています。
製品自体はとても良いのですが、スライスソフトが日本語対応していない点で初心者は少し躓きやすいかもしれません。
3Dプリンターを使ったことがある人や英語に抵抗がない人におすすめです。
おすすめ6:『XYZプリンティング』 3Dプリンター ダヴィンチJr. Pro X+【本格派向け】

本体サイズ | 420×430×380mm | 重量 | 12kg |
---|---|---|---|
造形方式 | 熱溶解樹脂積層 | 最大造形サイズ | 175×175×175mm |
組み立て | 不要 | 日本語対応 | 〇 |
こちらは約9万円で買える高品質な3Dプリンtナーです。
家庭用3Dプリンターの日本国内トップシェアであるXYZプリンティングの商品で、家庭だけでなく企業や学校でも使われるスペックの高さを備えています。
ただ、3Dプリンター初心者にはオーバースペックなため、2台目や少し扱いに慣れてきた人におすすめです。
また、静穏性にも優れているので夜も安心して稼働させられます。
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家庭用3Dプリンターでこんなものを作ってみよう!
3Dプリンターは面白い!便利!などと見たり聞いたりしたことはあると思いますが実際にどんなものが作れるのか想像できない人もいると思います。
なので、こんなものが作れるというのを参考に載せておきます。






家庭用3Dプリンターを使っている人の声
3Dプリンターを実際に使っている人の声をピックアップしてみました!
皆さんとても楽しそう。やればやるほど安定してくるのでどんどん楽しくなりますよ。
チューブの最後使い切るやつ!
3dプリンターが家に来てからCADが楽しい😌#flashforge #Adventurer3 pic.twitter.com/3wy2iJ3lji
— しゅん🌾@学生農業起業するよ! (@gobotabi) May 25, 2020
数多の印刷の死を乗り越えて、少し安定して出せるようになってきた!
SKショーコちゃんと子供からのリクエストのリザードン。#sonicmini4k#3Dプリンター pic.twitter.com/nGANoWyzy7— なかむら (@Tsubasa_7) October 25, 2020
3Dプリンターはやればやるほど沼にハマっていく人が急増していますね。造形中の様子を見てるだけでも楽しいですし、ぼーっと見てる時間も悪くないです。
工作、DIYが好きな人はすぐにでも使うべきアイテムだと断言します!
おすすめの家庭用3Dプリンター まとめ
この記事では《本当におすすめできる家庭用3Dプリンターを6つのみ厳選紹介【選び方も教えます】》についてまとめてきました。
家庭用3Dプリンターは基本的に、「熱溶解樹脂積層方式」と「光造形方式」のどちらかです。
価格や取り扱い安さに関しては『熱溶解樹脂積層方式』
造形物の精度の高さに関しては『光造形方式』が優位です。
最低限このことを基準に選んでみてくださいね。
最後に今回まとめたおすすめの3Dプリンターを再度紹介して終わりにします。
