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プリンターと言えば「エプソン」や「キャノン」、「ブラザー」が有名。基本的にこの3つのメーカーから用途に合わせて選べば間違いありません。
ただ用途といえど、どんな機能があるのか、どれが自分に合っているのかわからず選べない人が多いと思います。
そこでこの記事では人気でおすすめのプリンターを価格別に紹介。さらに、選び方のポイントについても詳しく書いていきます。
最初にプリンターの選び方を解説します。おすすめのプリンターをすぐにみたい人はこちらをタップするとスクロールします。
プリンター印刷の種類について

プリンター印刷には大きく分けて2種類あり、「インクジェットプリンター」と「レーザープリンター」があります。
それぞれ、特徴が異なりますのでまずはこの2種類の違いを知っておきましょう!
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
インクジェットプリンター | 本体価格がレーザーより安価 高解像度で鮮やか 省スペースでおさまる |
インク代がレーザーよりかかる 印刷スピードが遅い |
レーザープリンター | ランニングコストが安い 印刷スピードが速い |
本体価格が高い 解像度はインクジェットに劣る ある程度のスペースが必要 |
インクジェットプリンター
インクジェットプリンターは、写真やイラストを印刷したい人におすすめのプリンターです。
なぜなら、高解像度で鮮やかに印刷ができるから。印刷方法としては、紙に直接インクを吹き付けて印刷を行います。
こちらは小型で本体価格もレーザープリンターに比べて安価なのでご家庭でもよく使われていますし、企業でも中小規模であればこちらを使う事も多いでしょう。
ただ、本体価格は安いもののインクカートリッジ代はレーザープリンターよりかかるため、大量に印刷をする場合はレーザープリンターも候補に入れておきましょう。
レーザープリンター
レーザープリンターは家庭というよりは「ビジネス向き」で、モノクロ印刷・文字数の多い印刷をしたい人におすすめのプリンターです。
本体価格はインクジェットプリンターより高いものの、ランニングコストはこちらのほうが優秀。
印刷方法としては、レーザーを使いトナー(粉状インク)を熱で用紙に付着させて印刷を行います。
よくコンビニで見かけるプリンター機が「レーザープリンター」です。印刷するスピードが早くて大量印刷を得意としています。
ただ最近では小型でわりかしリーズナブルなモデルもでているんですよ!
プリンターは単機能か複合機で機能が違う

単機能プリンターは基本的に「印刷」しかできないプリンターのことを指します。
対して複合機プリンターは、印刷機能以外にもコピー・スキャン・FAXなど複数の用途で使えるプリンターのことを指します。
価格面ではもちろん単機能プリンターのほうが安いですが、購入するのであれば複合機プリンターがおすすめ。もちろん主流も複合機プリンターです。
スキャン機能を使えばパソコンにPDFとして画像を取り込めて便利ですし、コピーは子供のプリントや申請書類などで免許書をコピーしたりして使いますよね。
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インクカートリッジの種類をチェックしよう

インクカートリッジは3つの種類あり、「一体型」「独立(分割)型」「トナー」に分かれます。
カートリッジも種類ごとに特徴があるのでこちらもメリット・デメリットを確認しておきましょう!
一体型インクカートリッジ
一体になっているので交換が簡単
どれか1つでもインクが切れたら他が残っていても交換が必要
上記のメリット・デメリットを考えると、とにかく簡単に交換を済ませたいという人におすすめです。
インクの消費が激しいのでプリンターを多用する人には向きません。
独立(分割)型インクカートリッジ
1色ずつ独立しているので一体型のようにインクが無駄にならない
ヘッドと呼ばれるパーツが消耗するので、寿命がきたら交換の必要がある
上記のメリット・デメリットを考えると、印刷を頻繁にする人や同じ色を使う機会が多い人におすすめです。
現在の主流タイプはこの「独立(分割)型」になります。僕のおすすめも独立タイプです。
トナー
トナーは「レーザープリンター専用」のカートリッジです。
先に紹介したインクカートリッジより高い物の、もちが良いのでコスト面ではトナーのほうが優秀。
ただ、レーザープリンターはドラムカートリッジと呼ばれる部品も寿命がきたら交換が必要になります。交換時期は一般的にトナー交換3回目と言われます。
大量に印刷する人はレーザープリンターのほうがランニングコストに優れています。
プリンターは有名メーカーの特徴を知れば選びやすい
エプソン【カラリオが有名】

エプソンのカラリオはCMでも多く放映されているので有名ですよね。
特に「写真印刷が鮮明で綺麗」でして、カメラの愛好家やプロにも好まれています。豊富なラインナップがあるので選べる幅も広いです。
また、「エコタンク搭載モデル」が販売されており、なんと1~2年ほどインクを変える必要が無いという画期的な仕様のものも!
キャノン【ピクサスが有名】

キャノンは「ハイブリッドインク」が特徴でして、顔料と染料の2種類のインクを組み合わせることで写真と文字どちらもキレイに印刷できます。
非常にバランスが良いためどちらも鮮明に印刷したい人におすすめのメーカーです。
ブラザー【プリビオが有名】

ブラザーは上記の2つのメーカーより「コスパに優れている」ことが特徴です。
インクを4色にすることでランニングコストを抑えているプリビオシリーズは家庭用プリンターとして愛されています。
またブラザーは家庭用のレーザープリンターも低価格で販売しているため大量印刷する人はぜひ検討してみてください。
自宅や小規模企業におすすめの定番プリンター2選
キャノン | PIXUS TS8330

印刷方式 | インクジェット | タイプ | 複合機 |
---|---|---|---|
カートリッジ | 独立型 | インク | 6色ハイブリッドインク |
サイズ | 幅37.3 × 高14.1 × 奥31.9(cm) | 基本機能 | プリント、コピー、スキャン、自動両面プリント |
最大用紙サイズ | A4 | 給紙方法 | 背面/前面 |
ピクサスの最新モデルであるこちらは、高画質・高機能で迷ったらコレを選べば間違いない!と言える定番モデルになっています。
例えば、「自動紙幅検知」や「自動両面印刷」などの機能がついているので必要最小限の手間で印刷ができちゃいます。
また、スマホの写真や文章を印刷できる「おうちでスマホアプリ」機能も簡単・便利ですし、6色ハイブリッドインクによる印刷は文章も写真もキレイ。
個人もそうですが、ネイルシートのプリントもできてファミリーで楽しめる一押しプリンターです。
エプソン | カラリオ EP-882A

印刷方式 | インクジェット | タイプ | 複合機 |
---|---|---|---|
カートリッジ | 独立型 | インク | 6色 |
サイズ | 幅34.9 × 高14.2 × 奥34.0(cm) | 基本機能 | プリント/コピー/スキャン/自動両面プリント |
最大用紙サイズ | A4 | 給紙方法 | 背面/前面 |
エプソンの定番シリーズと言えば「800シリーズ」。その中でもこれは抑えておきたいというモデルが「EP-882A」です。
こちらは印刷スピードと写真の自動補正機能に定評があり、発色の良いキレイな印刷ができます。
写真自動補正である「オートフォトファイン!EX」と「色鮮やかモード」の2つの機能で自然に美しい仕上がりが楽しめます。
定番タイプの中で写真の画質やスピード感を優先したいのであればこちらの「カラリオ EP-882A」がおすすめです。
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機能重視!高価だけどスペックも高いプリンター2選
キャノン | G7030

印刷方式 | インクジェット | タイプ | 複合機 |
---|---|---|---|
カートリッジ | 独立型 | インク | 4色 |
サイズ | 幅40.3 × 高23.4 × 奥36.9(cm) | 基本機能 | プリント/コピー/スキャン/自動両面プリント |
最大用紙サイズ | A4 | 給紙方法 | 背面/前面 |
大量印刷によるランニングコストの削減に一役かうのが「キャノンのG7030」
【ギガタンク】と呼ばれ特大のインク容量を誇る本機は、ブラック(1本)当たり約6,000枚、カラーの場合は約7,700枚の印刷ができます。
大量印刷をする人にとって大きな味方になり、印刷コストで言うとA4普通紙1枚当たりモノクロは0.4円、カラーだと約0.9円とコストパフォーマンスは最強!
「ADF(自動原稿送り機能)」、「高速のFAX」、「両面印刷機能」など日々の作業の効率化に役立つ機能も搭載しており、ビジネスユースの人におすすめの1台になっています。
ブラザー | プリビオ MFC-J6999CDW

印刷方式 | インクジェット | タイプ | 複合機 |
---|---|---|---|
カートリッジ | 独立型 | インク | 4色 |
サイズ | 幅57.5 × 高44.5 × 奥47.7(cm) |
基本機能 | プリント/コピー/スキャン/自動両面プリント |
最大用紙サイズ | A3 | 給紙方法 | 背面/前面 |
本体自体は高価なものの、低ランニングコストで業務効率の最適化にピッタリなのが「プリビオ MFC-J6999CDW」
大容量タンクはブラック(1本)当たり約5,000枚、カラーの場合は約6,000枚の印刷を可能にしています。
印刷コストは、A4普通紙1枚当たりモノクロは0.7円、カラーだと約3.7円とコスパも優秀。
「高速プリント」では1分間にA4カラー約20ページの印刷が可能、「4WAY給紙」ではA3、A4に加えB4、A5など様々なサイズの用紙を同時にセットできるので交換の手間を省くことができます。
コストを優先するのであれば先述した「キャノン G7030」、業務効率を優先するのであればこちらの「プリビオ MFC-J6999CDW」がおすすめです。
写真に特化したグラフィック重視のプリンター2選
キャノン | PIXUS XK90

印刷方式 | インクジェット | タイプ | 複合機 |
---|---|---|---|
カートリッジ | 独立型 | インク | 6色 |
サイズ | 幅37.3 × 高14.1 × 奥31.9(cm) |
基本機能 | プリント/コピー/スキャン/自動両面プリント |
最大用紙サイズ | A4 | 給紙方法 | 背面/前面 |
「プレミアム6色ハイブリッド」インクにより、色域が拡大され写真画質が向上しているPIXUS XK90。
発色性が高く、繊細な描写で写真がとても綺麗にプリントされます。さらに、大容量インクタンクによりランニングコストもお得になっています。
スマホと連携してのプリントももちろん対応、他にもネイルシートプリントやスマホ写真自動補正機能が搭載されており気軽に使えるのもポイント。
画質とコストにこだわる人におすすめのプリンターです。
エプソン | SC-PX1V

印刷方式 | インクジェット | タイプ | 複合機 |
---|---|---|---|
カートリッジ | 独立型 | インク | 9色 |
サイズ | 幅51.5 × 高18.5 × 奥36.8(cm) |
基本機能 | プリント/コピー/スキャン/自動両面プリント |
最大用紙サイズ | A3ノビ | 給紙方法 | 背面/前面 |
「9色顔料インク」、そしてこれまでとは一線を画す表現力を可能にした「UltraChrome K3Xインク」で深みのあるプリントが特徴的なエプソンのSC-PX1V。
ブルー領域の階調性と黒濃度向上により単純な画質だけでなく【表現力】がアップ。
本体のスタイリッシュなフォルムも人気のポイントでして、高級感があふれています。
コスパ重視のお手頃価格のプリンター2選
ブラザー | プリビオ DCP-J582N

印刷方式 | インクジェット | タイプ | 複合機 |
---|---|---|---|
カートリッジ | 独立型 | インク | 4色 |
サイズ | 幅40 × 高15.1 × 奥34.1(cm) |
基本機能 | プリント/コピー/スキャン/自動両面プリント |
最大用紙サイズ | A4 | 給紙方法 | 前面 |
ブラザーのエントリーモデル、プリビオ DCP-J582Nは本体価格を抑えつつ主要な機能は搭載しているコスパに優れた複合機プリンターです。
上位モデルにある、自動原稿送り装置(ADF)は非搭載でその分やすくなっています。
機能面ではコピー・スキャン・両面プリントが可能で、スマホやタブレットからも直接印刷できる親切設計。
ランニングコストは上位モデルと変わらず、「A4カラー文書:約8.4円/枚
A4モノクロ文書:約2.7円/枚」
エプソン | EW-452A

印刷方式 | インクジェット | タイプ | 複合機 |
---|---|---|---|
カートリッジ | 独立型 | インク | 4色 |
サイズ | 幅37.5 × 高17 × 奥30(cm) |
基本機能 | プリント/コピー/スキャン/自動両面プリント |
最大用紙サイズ | A4 | 給紙方法 | 背面 |
本体価格1万円を切る安さと、基本機能を備えた性能面の使いやすさが人気のエントリーモデルがエプソンのEW-452A。
本体もコンパクトなので、置き場にも困らないでしょう。
ランニングコストでは、A4カラー文書 : 約13.3円/枚と先に紹介したブラザーのエントリーモデルより高め。
初期費用を抑えたいのであれば「EW-452A」で、ランニングコストを抑えたい人は「プリビオ DCP-J582N」がおすすめです。
おすすめのプリンターまとめ
この記事では《【2021最新】人気でおすすめのプリンターを特徴別に紹介!【用途に合わせて選べる】》についてまとめてきました。
最後に選び方についてもう一度サクッとまとめておきます!
- エプソン
- キャノン
- ブラザー
プリンターは単機能か複合機のどちらかで主流は複合機
家庭用の多くはインクジェットプリンター、大量印刷は低ランニングコストのレーザープリンターが良い
インクカートリッジは「一体型」と「独立型」があるが、「独立型」が主流でおすすめでもある。
以上、おすすめのプリンターとプリンターの選び方でした。
