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今回は、HyperX(ハイパーエックス)「Alloy Origins」のテンキーレスモデル「Alloy Origins Core」を購入したのでレビューします。
価格はギリギリエントリーモデルでありながら、自社開発の独特の赤軸採用でFPSゲーマーには嬉しい仕様になっていました。ゲーム初心者の方にもおすすめできます。
Amazonでも常にランキング上位にいる人気のゲーミングキーボードです。
- 特徴や機能
- 開封してから使用するまでのイメージ
- FPSゲーマーや赤軸ファンにおすすめできる理由
それでは《【Hyper X Alloy Origins Core レビュー】コスパ抜群の赤軸風テンキーレスメカニカルキーボード》について書いていきます。
Alloy Origins Coreのスペック
タイプ | テンキーレス |
配列 | 日本語 |
サイズ | 35.9 x 13 x 3.5 cm |
スイッチ | HYPER X LINEAR(赤軸風) |
作動点 | 1.8mm |
キーストローク | 3.8mm |
ライティング | RGB:約1680万色 |
耐久性 | 8000万回 |
接続方法 | USB Type-C |
価格 | 11980円 |
購入先 | Amazon |
メカニカルキーボードの中では1万円少々と比較的安価な方に入りますね。
Alloy Origins Coreの特徴
とくに取り上げたいAlloy Origins COれの特徴は以下です。
- 専用ソフトによるカスタマイズ性
- HYPER X リニア(赤軸)
- コンパクトでありながら高級感◎
カスタマイズ性◎|HyperX NGENUITY
HYPER X製商品のカスタマイズがPCでできるHyperX NGENUITYをダウンロードするとこで、
- ライティング
- キーの割り当て
を調整できます。
インストール後に起動した画面はこんな感じです。
ライティングについては
- 呼吸
- 紙ふぶき
- スワイプ
- 無地
- たそがれ
- 波
- Sun
の7種類から選べます。
色は約1680万色から調整できます。
こんな感じでキーひとつひとつのライティングを変えることもできます。
(H、Y、P、E、R、Xの文字を赤色にしました。)
ゲームなどでよく使うキーの色のみを変えられますね。
キーの割り当ては「マルチメディア」や「マクロ」、「Windowsのショートカット」などがありました。
「Windowsのショートカット」はゲーム以外でも活用場面が多いのであると便利です。
HyperX NGENUITYはカスタマイズは色々できるのですが、LogicoolのG HUBやRazerのSynapseのような他社カスタマイズソフトと比較すると感覚的に少し使いにくかったです。
キーボードの表示が大きくて設定カ所の文字が小さく、かつ下に配置されている点でそう感じました。
HYPER X リニア(赤軸)
自社開発のHyper X Redというリニア(赤軸風)が使われています。
自社開発のため赤軸風と表記しています。こちらのポイントは作動点が1.8mmと浅い点です。
スタンダードな赤軸はCHERRY MXの赤軸のように作動点は2.0mmのものが多いです。
つまり他社の赤軸キーボードよりもより早く入力できます。
後ほど解説しますが、この点はFPSゲーマーには嬉しいキーボードです。
また赤軸キーボードの耐久性は5000万回のものが多い中、Hyper X Redは8000万回の耐久テストをクリアしており、耐久性にも不安がないのは安心材料になります。
さらにメカニカルキーボードでよく問題になりがちな「カーンッ!」というバネの金属音がまったく鳴りません。
あらゆる点でスタンダードな赤軸より一歩先の赤軸を体験できます!
コンパクト|アルミボディーで高級感◎
テンキーレスで別で余分なキーがついていません。
非常にコンパクトで、重量も1Kg以下です。
ケーブル込みで877gでした。
ケーブルも着脱式なので、持ち運び場面でもストレスはないです。
コンパクト性に優れていて、持ち運び用に購入したiClever ワイヤレスキーボードのコンパクトさとほぼ互角のサイズです。
ボディには航空機グレードのアルミが使われているため、質感は非常によいです。
ボディの表面はアルミのひんやり感があります。
やはりプラスチックのものと比べるとガタつきがなく、連打などの激しいシチュエーションでも安定して使えます。
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Alloy Origins Coreの開封から使用まで
箱はこんな感じで、全体的に「赤!」って感じですね。
開封後の同梱物は以下の通り。
- ゲーミングキーボード本体
- USB Type-Cケーブル
- クイックスタートガイド
クイックスタートガイドはいろんな言語で表記されていましたが、日本語も対応していました。
開封後の初見は非常にコンパクトさを感じます。
しかし素材はアルミなのでしっかりとした質感を感じますね。
Fキーにはメディアコントロール機能、ゲームモードの切替機能、プロファイル切替機能がついています。
裏面はこんな感じになっています。
傾きは三段階で調整できます。
接続がUSB Type-Cなのは嬉しいです。
キーボード側の接続場所は左上です。(F12キーとPrint Screenの間くらい)
実際にタイピングをしてみた感想は、赤軸だけあって非常に軽いタッチで反応してくれます。
メカニカルキーボードの中では音はすごく静かです。
ただキーが軽く「押した感!」はあまりないですね…
押下圧は「45g」です。
キーボードによってはキーを強く押したときにでる「カーンッ!」という金属音はでないのは嬉しいポイント!
フローティングデザインですが、パームレストはなくても手首は疲れない高さ。
ライティングも綺麗です。
HyperX NGENUITYでもカスタマイズ可能ですが、FNキーとF1~F3キーでライティングを切り替えられます。
- FN+F1:レインボー
- FN+F2:全面単色が切り替わっていきます
- FN+F3:押したキーが光ります
価格を考えたら十分満足いく仕上がりといえます!
Alloy Origins Coreはどんな人におすすめ?
Alloy Origins Core は以下の人におすすめです。
- FPSゲーマー
- はじめてゲーミング / テンキーレス キーボードを買う人
FPSゲーマーに最適化されている!
テンキーレスモデルでコンパクトサイズなキーボードのためFPSゲーマー向けのキーボードです。
コンパクトさに加えて、自社開発の赤軸「Hyper X Red」は作動点1.8mmで素早いレスポンスを実現しています。
他社の赤軸よりもキーに触れてからのレスポンスは物理的に早いです。(多くの赤軸は作動点が2.0mmで0.2mmの差がある)
コンマ一秒が重要なFPSでとにかくレスポンスの速さにこだわりたい人にはおすすめです。
はじめてゲーミング / テンキーレス キーボードを買う人
価格が1万円少々とメカニカルキーボードの中では比較的安価な部類に入ります。
価格の割にはスイッチやボディの質はハイエンドモデルに劣らないです。
今までメンブレン式のキーボードを使っていて、はじめてメカニカルキーボードを購入しよと考えている人、中でもテンキーレスにしたい人に向けては間違いなくおすすめできるキーボードに仕上がっています。
Hyper X Alloy Origins Core まとめ
この記事では《【Alloy Origins Core レビュー】コスパ抜群の赤軸風テンキーレスメカニカルキーボード【FPS向け】》についてまとめてきました。
Alloy Origins Coreを総括すると、
- 自社開発のHyper X Red(赤軸)は作動点が他社の赤軸より浅く、テンキーレスデザインを踏まえると、FPSゲーマには最適化されているキーボード。
- しいてデメリットをあげるなら、カスタマイズ専用ソフトHyperX NGENUITYが少し使いにくい点(慣れればそこまでのデメリットには感じません)とクリック感が少ない点(これは赤軸なのでしょうがない…)
- 価格が1万円少々でありながらゲーミングに必要な機能は充分備えつつ高級感があり、はじめてのゲーミングキーボード、テンキーレスキーボードにはおすすめ
以上になります。