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キャプチャボードを使えばゲーム機(PS4,Switch)やiPhoneなどの画面をパソコンに映して録画やライブ配信ができます。
↑初心者の人はこんな疑問もあると思うので、キャプチャ―ボードの仕組みにもわかりやすく触れていきます。
結論から言うと、本格的なゲーム実況や編集をするのであれば必須と言えます。
この記事ではキャプチャ―ボードについて、様々な観点から解説していきます。
- キャプチャ―ボードとは何か、仕組は?
- キャプチャ―ボードでできること
- おすすめのキャプチャ―ボード
キャプチャ―ボードってなに?
キャプチャ―ボードとは、ゲームの実況や配信に必要な機材で、テレビの画面をパソコンに映して録画やライブ配信ができるようにするために必要な物です。
PS4やNintendo SwitchなどのゲームソフトをYoutubeにあげている人は基本的にキャプチャ―ボードを使ってPCに映像を取り込み編集して、アップしています。
キャプチャ―ボードでできること
キャプチャ―ボードを使うと大きく分けて3つのことができます。
- ゲーム機の画面をパソコンに映せる
- パソコンに映した画面を録画できる
- パソコンに映した画面で生配信できる
それでは、上記それぞれについて解説していきます。
ゲーム機の画面、ゲーム機の音楽をパソコンから出力することができます。
また、フルスクリーンモードとウィンドウモードがあるので、ゲームなどの単調な作業の時はウィンドウモードにしてYoutubeを別ウィンドウで開きながらプレイできたりします。
パソコンにゲーム画面を映した後、キャプボの録画ボタンを押せば簡単に録画ができます。
録画した動画はパソコンに保存されるので、保存されたデータをお好きなソフトで編集し、Youtubeなどにアップしちゃいましょう。
ゲームの画面をパソコンに映した後に、配信ソフトを使うことで生配信を行えます。
「OBS Studio」「Streamlabs OBS」「N Air」など、無料ソフトを使い配信ができます。
中でも1番有名でおすすめなのが「OBS Studio」です。
ゲームの録画や生配信にキャプチャ―ボードは必須か?
結論から言うと、デバイスや用途によってはキャプボは必要ないです。ただ、Switchに限っては必須。
録画・配信方法 | 必要度 | |
---|---|---|
パソコン | PCソフトでOK | |
PS4 | 本体の機能でも可能 | |
Switch | 30秒のみ録画可能 | |
iPhone | 専用アプリで配信は可能 |
【PCゲーム】はもともとパソコンを使っているのでPCに映像を取り込む必要はありません。
【PS4】は、本体に生配信できる機能と録画できる機能がついています。ただ、制限があるので本格的に配信する方はキャプチャーボードは必須でしょう。
PS4でキャプチャ―ボードを使うメリットはこちら
- 録画上限を気にしないで済む
- PS4からパソコンへの動画ファイルの転送する必要がない
- PS4でサポートされている「ニコ生」「Youtube」「twitch」以外にも生配信が可能
【Switch】に関しては動画のキャプチャ―が30秒と制限があるので、必須です。
【iPhone】は、キャプチャ―ボードが無くてもツイキャスゲームズやミラティブなどのアプリで生配信をすることは可能ですが、クオリティを考えるのであればキャプボが欲しい所です。
内蔵型キャプチャ―ボードと外付型キャプチャ―ボードの違い
キャプチャ―ボードには内蔵型と外付型の2タイプが存在しますが、メジャーなのは「外付型」です。
まずは2タイプそれぞれの接続の仕組みについて解説していきます。
キャプチャ―ボードの接続について
- デスクトップパソコン本体に内蔵型キャプチャ―ボードを取り付ける
- 内蔵型キャプチャ―ボードとゲーム機をHDMIで繋ぐ
- パソコンと外付型キャプチャ―ボードをUSBケーブルで繋ぐ
- 外付け型キャプチャ―ボードとゲーム機をHDMIで繋ぐ
メリット・デメリット
それでは、内蔵型キャプチャ―ボードと外付型キャプチャ―ボードのそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。
内蔵型 | 外付型 | |
---|---|---|
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
デスクトップパソコンを使っていて、「PCI-Expスロット」に空きがある人は「内蔵型」がおすすめでして、見た目もスッキリして遅延も最小限に抑えられて安定します。
内蔵型の場合は少し知識が必要になり、分解をする必要があるので、パソコンにあまり慣れてない人やノートパソコンを使っている人は「外付型」を選ぶようにしましょう。
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キャプチャ―ボードを選ぶ際に抑えておくべきポイント
パススルー
キャプチャ―ボードには「パススルー」と呼ばれる出力機能があり、この機能が搭載されていることで遅延のないゲーミングが可能になります。
最近のキャプチャ―ボードにはこの機能はデフォルトでついていまして、この記事で紹介するキャプチャ―ボードにも全て「パススルー」機能が搭載されています!
USB規格
キャプチャ―ボードのUSB接続は「USB Type-C」、「USB3.0」、「USB2.0」など規格があります。
そのため、購入するキャプチャーボードの規格を確認しておくことが必要です。
対応していないものを購入しても接続ができないので注意しましょう。
ソフトウェアエンコード・ハードウェアエンコード
キャプチャ―ボードには、「ソフトウェアエンコード」と「ハードウェアエンコード」の2種類のエンコード方式が存在します。
区別はこちら▼
PCへの負荷 | 遅延の度合い | |
---|---|---|
ソフトウェアエンコード方式 | 大きい | 小さい |
ハードウェアエンコード方式 | 小さい | 大きい |
正直、これは今のキャプチャ―ボードではそこまで気にする事ではありません。
なので、どちらかと言うとという話になりますが、自分が持っているPCのスペックが高ければ「ソフトウェアエンコード」で。
スペックがあまり高くないという人はPCへの負荷が少ない「ハードウェアエンコード方式」のキャプボが良いでしょう。
配信にはパソコンも必要
基本的にキャプボを使った配信にはパソコンも必要になります。ゲームの画面をパソコンに映して録画や生配信を行うためですね。
基本的にはというのは、パソコンがいらないキャプボも存在しますが録画のみしかできず生配信はできませんという意味です。
配信には、一般で使うよりもよりスペックの高いパソコンが必要です。配信は負荷がかかりますし、ゲームをするにあたり重い処理に耐えうる機体はもはや必須。
上記の面から、配信用のおすすめはゲーミングPCになります。
メーカーは「ドスパラ」「マウスコンピューター」「パソコン工房」当たりを選ぶのが鉄板です。
基本的にはデスクトップゲーミングPCのほうがコスパは良いですが、ゲーミングノートPCでもスペックは十分ですので、お手軽にパソコンを扱いたい人はノートがおすすめです。
関連記事 : 初心者、中級者、上級者別におすすめのゲーミングノートPCを紹介
おすすめの内蔵型キャプチャ―ボード
AverMedia LIVE GAMER HD 2 C988
タイプ | 内蔵型 | エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
---|---|---|---|
パススルー | あり | 対応解像度 | 1080p |
フレームレート | 60fps | 価格帯 | 2万円台 |
キャプボは外付型は主流とは言え、内蔵型も需要があります。
そんな中でおすすめなのが「C988」でして、録画・配信ソフトのRECentralが付属されており、使いやすく仕上がっています。
性能や価格のバランスが良く内蔵型のキャプボでは非常に人気です。
Elgato Game Capture HD60 Pro
タイプ | 内蔵型 | エンコード方式 | ハードウェアエンコード |
---|---|---|---|
パススルー | あり | 対応解像度 | 1080p |
フレームレート | 60fps | 価格帯 | 2万円台 |
内蔵型でもう1つ人気があり有名なのが「HD60 Pro」です。
エンコード方式がハードウェアエンコードですが、インスタートゲームビュー機能という遅延低減機能が搭載されているため、遅延が気になりません。
内蔵型ではおすすめですが、外付型で良いのであればこの後紹介しますが、価格もお手頃な「HD60 S」が良いでしょう。
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おすすめの外付型キャプチャ―ボード
AverMedia LIVE GAMER EXTREAME2 GC550 PLUS
タイプ | 外付型 | エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
---|---|---|---|
パススルー | あり 4Kパススルー機能 |
対応解像度 | 1080p |
フレームレート | 60fps | 価格帯 | 2万円台 |
GC550はゲーム実況界では真っ先に名前があがるほど有名で、多くの人が使用するキャプチャ―ボードです。
ライブ配信機能がついており、簡単に生放送ができるので初心者にも機能面でかなり扱いやすいです。
他のキャプボよりやや価格が高い側面はあるものの、多機能で使い方も簡単、4Kパススルー機能もついて高機能です。
動画編集ソフトの「PowerDirector 15」が付属されているのも初心者にとっては大きなメリットになります。
Elgato Game Capture HD60 S
タイプ | 外付型 | エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
---|---|---|---|
パススルー | あり | 対応解像度 | 1080p |
フレームレート | 60fps | 価格帯 | 2万円以下 |
「HD60 Sは」先に紹介した「GC550」と同じくゲーム実況界で有名なキャプボで、GC550よりも安く購入できます。
こちらも「ライブ配信機能」がついていて初心者でも安心。機能面もGC550に負けず劣らずです。
4Kパススルー機能は必須機能ではないので、無くても良いですしこちらは動画編集ソフトもついていませんが、それでも2万円を切るのは魅力的。
使い勝手も良いので「HD60 S」を選ぶのは全然有りですよ!
おすすめのキャプチャ―ボードと選び方 まとめ
この記事では《キャプチャボードのおすすめと選び方を徹底解説|ゲーム実況・配信に》についてまとめてきました。
PS4やSwitchなどをゲーム実況や生配信をする上で、キャプボは切り離せない存在です。
この記事で紹介したキャプボは人気があり、使用している人も多いため初心者でも安心のキャプボと言えます。
どれを選んでいいかわからない人はこの中から選べば間違いないですよ!
関連記事 : Nintendo Switchのゲーム実況・配信におすすめのキャプチャ―ボード