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「パソコンを買いたいけど、CPUはIntelとAMDのどっちを選べばいいの?」
自作PCやBTOパソコンを選ぶとき、最初につまずくのがここだと思います。
この記事では、細かいベンチマークの数値は一旦置いておいて、「あなたの使い方ならこっち」がすぐわかるように解説していきます。
- 用途別・結局どっちを選べばいいのか
- IntelとAMDの違いを初心者向けにやさしく解説
- 買ってから後悔しないためのチェックポイント
結論:CPUは用途別にこう選べばOK
先に結論からお伝えします。細かい理屈は後で説明するので、まずはここだけ押さえてください。
| 使い方 | おすすめ |
|---|---|
| ゲームがメイン | AMD Ryzen(X3Dシリーズ) |
| ゲームも配信・動画編集もしたい | Intel Core Ultra / AMD Ryzen 通常モデル |
| ネット・Office・動画視聴がメイン | どちらでもOK(価格で選んで問題なし) |
| できるだけ安く抑えたい | Intel 第14世代 Core |
| 一度組んだら長く使い続けたい | AMD Ryzen(AM5) |
そもそもCPUとは?IntelとAMDの基礎知識

CPUはパソコンの「頭脳」にあたる部品です。
人間でいう脳の役割で、計算や処理をすべて担当しています。CPUの性能が高いほど、パソコンの動作がキビキビして、重い作業もスムーズにこなせるようになります。
このCPUを作っている代表的なメーカーが「Intel(インテル)」と「AMD(エーエムディー)」の2社です。
【重要】Intelは「Core i」から「Core Ultra」に名前が変わりました
ここで初心者がつまずきやすいポイントを1つ。
Intelの製品名は、以前の「Core i5」「Core i7」といった名前から、現在は「Core Ultra 5」「Core Ultra 7」に変わっています。
数字が大きいほど高性能というルールは同じなので、下記のように読み替えればOKです。
| AMD | Intel(現在) | Intel(以前) |
|---|---|---|
| Ryzen 5 | Core Ultra 5 | Core i5 |
| Ryzen 7 | Core Ultra 7 | Core i7 |
| Ryzen 9 | Core Ultra 9 | Core i9 |
CeleronやPentiumは今どうなった?
以前あった「Celeron」「Pentium」という廉価版のブランドは廃止され、現在は「Intel Processor」という名前に統合されています。
低価格ノートPCなどに搭載されており、ネット閲覧やメールといった軽い用途であれば十分使えます。
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ゲームがメインなら「AMD Ryzen X3D」がおすすめ
いきなり結論ですが、2026年現在、ゲーム性能で選ぶならAMDのX3Dシリーズが頭ひとつ抜けています。
X3Dシリーズがゲームに強い理由
X3Dシリーズには「3D V-Cache」という技術が使われており、CPU内部に大容量のメモリ(L3キャッシュ)を積んでいます。
ゲームは「同じデータに何度もアクセスする」という処理が非常に多いのですが、このキャッシュが大きいと、いちいち遠いところまでデータを取りに行かなくて済むため、動作が速くなるというわけです。
X3Dシリーズのデメリット・注意点
ゲーム最強のX3Dですが、いいことばかりではありません。
・コア数の割に価格が高い
・内蔵GPU(グラフィック機能)の性能が低い
・NPU(AI処理用の機能)を搭載していない
つまり「ゲーム以外の用途ではコスパが悪い」ということ。ゲーム専用機として割り切れる人向けの選択肢です。
ゲーム+配信・動画編集もするならCore UltraかRyzen通常モデル
「ゲームもするけど、配信や動画編集もやりたい」という人は、X3Dにこだわる必要はありません。
Intel Core Ultraはコア数が多くマルチタスクに強い
Intel Core Ultraは、高性能な「Pコア」と省電力の「Eコア」を組み合わせており、同じグレードで比べるとコア数が多いのが特徴です。
コア数が多いと、動画の書き出しやレンダリングといった作業が速くなります。
AMD Ryzenの通常モデルもバランスが良い
AMDの通常モデル(Ryzen 7 9700Xなど)も、ゲームと作業のバランスが良く有力な選択肢です。
X3Dより価格が抑えられており、内蔵GPUも搭載しているため、汎用性を重視する人に向いています。
普段使いがメインなら、正直どちらでもOK
ネット閲覧、Office作業、動画視聴が中心という人は、あまり悩まなくて大丈夫です。
Intel Core Ultra 5とAMD Ryzen 5のどちらを選んでも、この用途では体感差はほぼありません。
両社とも6コア以上を搭載しているので、Web会議をしながらExcelとブラウザを開く程度なら余裕でこなせます。
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初心者が見落としがちな2つの落とし穴
ここからは、性能表だけ見ていると気づけない、でも買ってから効いてくるポイントです。
落とし穴①:メモリ規格(DDR4とDDR5)の縛り
現在の主力CPU(Ryzen 9000シリーズ、Core Ultra 200Sシリーズ)は、メモリが「DDR5」専用です。
一方、Intelの第14世代Coreであれば、一世代前の「DDR4」メモリが使えます。
なぜこれが重要かというと、2026年現在メモリの価格が世界的に高騰しているからです。DDR4が使える構成を選べば、トータルの予算をかなり抑えられる可能性があります。
■ 関連記事
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落とし穴②:ソケットの寿命(将来アップグレードできるか)
CPUはマザーボードの「ソケット」という規格に対応したものしか取り付けられません。
AMDの「AM5」ソケットは2027年予定の次世代CPUまで対応することが公表されており、今買ったマザーボードに数年先のCPUを載せ替えられる見込みです。
一方Intelは、次世代で新しいソケットに移行する見通しのため、現行のマザーボードに将来の上位CPUを載せることは難しくなる可能性があります。
IntelとAMDに関するよくある質問

以前は「ソフトとの相性が悪い」と言われた時期がありましたが、現在はほぼ解消されています。安心して選んで問題ありません。
ただし、CADなど一部の業務用ソフトでメーカーがIntelのみ動作保証している場合があるので、仕事で特定のソフトを使う予定がある人だけ事前確認をおすすめします。
Core Ultraは、Core iの後継となる新しいブランドです。
基本的にはCore Ultraのほうが新しい世代となります。
過去に第13・14世代のデスクトップ向けCPUで劣化問題が報告されましたが、その後Intelから修正プログラムが提供されています。
現在新品で販売されているものは対策済みのものがほとんどですが、気になる場合は最新世代を選ぶのが確実です。
グレード(数字)が同じであれば、性能はおおむね同等と考えて問題ありません。
ゲームならAMD、マルチタスクならIntelがやや有利という傾向はありますが、普段使いで体感できるほどの差ではありません。
まとめ:CPUは「自分の使い方」で選ぼう
- ゲーム最優先なら「Ryzen X3Dシリーズ」
- 配信・編集もするなら「Core Ultra」か「Ryzen通常モデル」
- 普段使いなら、どちらでもOK。価格で選んで問題なし
- 予算を抑えたいなら、DDR4が使える「第14世代Core」も選択肢
- 将来CPUを交換したいなら「AM5(AMD)」が有利
CPUは高いものを買えばいいというものではなく、「自分の使い方に合っているか」が一番大切です。
この記事を参考に、自分にぴったりの1台を選んでみてくださいね。










