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今回はLogicoolのゲーミングキーボードの中でも比較的安価でありながらCHERRY MXスイッチを採用しているG610BL(青軸)を購入したのでレビューしていきます。
Amazonでもコスパが良く安定感があると評価が高いキーボード。
この記事ではLogicool G610BLについて以下のことを書いていきます。
- 特徴や機能
- 開封してから使用するまでのイメージ
- コスパで決めたいゲーマーやライターにおすすめできる理由
それでは、《【Logicool G610BL レビュー】コスパ抜群で完成度の高いゲーミングキーボード》について書いていきます。
Logicool G610BLのスペック
タイプ | フルキーボード |
配列 | 日本語 |
サイズ | 15.3 x 44.35 x 3.43 cm |
スイッチ | Cherry MX Blue(青軸) |
動作点 | 2.2mm |
キーストローク | 4mm |
ストローク寿命 | 5000万回ストローク耐久テスト合格 |
接続方法 | USB |
価格 | 9393円(2021年2月時点) |
購入先 | Amazon |
Logicoolのメカニカルキーボードは1万円を超える商品が多いですが、こちらは1万円以下と比較的安価。
キーボードなんてどれを使っても一緒だと思っている人に違いを見せつける安定感が魅力です。
青軸でかなり爽快なタイピング体験ができますよ!
Logicool G610BLの特徴
とくに取り上げたい特徴・ポイントは以下です。
- G HUBによるカスタマイズ性
- CHERRY MXスイッチの採用
- メディアコントロールボタン
G HUBによるカスタマイズ性
G610はLogicool製品のカスタマイズソフトウェア、G HUBに対応しています。
G HUBを使うことで、以下の設定ができます。
- ライティング
- 割り当て
- ゲームモード設定
上記をPC上で調整可です。
「LIGHTSYNC」ライティングの調整ができます。
光り方は6種類です
- 固定
- 色の波
- ブリージング
- 星の光
- エコープレス
- オーディオビジュアライザー
カラーについてはホワイトの明度を調整できるのみです。
ゲーミングキーボードに多いRGB1680万色から選べるタイプではないので、ライティングカラーにこだわりがある人には向きません。
「割り当て」でF1~F12までのキーにコマンドやマクロを割り当てられます。
コマンドは種類が多いです。
RazerのBlackwidow Eliteなど、すべてのキーに割り当てができるキーボードと比較すると、Fキーのみしか割り当てができないのは少々物足りないと感じます…
上位モデルのG813やG913はマクロやコマンドを割り当てられる専用のGキーがついています。
「ゲームモード」では無効キーを設定できます。
CHERRY MXスイッチの採用
G610はキーにCHERRY MXスイッチを採用しています。
CHERRY MXスイッチはドイツのCHERRY社が製造する耐久性や信頼性に優れたスイッチです。
5000万回のキーストローク耐久テストをパスしており、耐久性は太鼓判です。
ただしG610BLのメディアコントロール部分はCHERRY MXスイッチではないです。
今回レビューしているMX青軸は押下圧60cNで、キーが反応する接点部まで押し込んだ時に「カチッ!」という爽快で高い音を体感できます。
メディアコントロールボタン
本体右上部分にはボリュームダイヤルと6個のメディアコントロールボタンがついています。
ハイエンドモデルのキーボードではよく見られるメディアコントロールですが、G610の価格でメディアコントロールがついているのは非常に評価できるポイントです。
ゲームを止める必要なく、キーボード上で音楽やビデオのボリューム調整、スキップ、再生/ 停止ができるのは嬉しいです。
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Logicool G610BLの開封から使用まで
Logicoolらしい色合いの箱に入って到着です。
中身は非常にシンプルでして、
- 保証書(2年)
- 取扱説明書
- キーボード本体
のみです。
デザインは黒色をベースとしていて、シンプルで非常に落ち着いた印象を受けます。
注目のメディアコントロールによるボリューム調整がダイヤル式なのは、個人的にはボタンより好みなので嬉しいポイント。
ダイヤル部分は表面がラバー状になっていて指の引っ掛かりがよくさらに好印象。
ケーブル配線は前方からのみです。
ですが、ケーブルそのものは太さを感じなく、ケーブルの鬱陶しさはあまり感じません。
キー配列は目だった特徴はありませんが、スペースキーやエンターキーの大きさも丁度良く、無難といったところです。
キーキャップの素材はABSなので少し使用したらキートップのテカりが目立つのは気になりました。
裏面はこんな感じになっています。
5カ所の滑り止めがしっかり効いていて、連打してもキーボードがずれる心配はありません。
キーボードの傾きを三段階で調整できます。
ちなみに重量はケーブル込みで約1250gでした。
実際にタイピングをしてみると青軸の爽快なクリック感を楽しめます。
若干キーの押し込みに力がいる感じがしましたが、すぐに慣れますし心地よいタイプ感になってきます。
音も「カチッカチッカチッカチッ!」と気持ちいいですが、ボリュームがしっかり出るので、ボイスチャットをしながらの使用だと多少うるさいです。
ライトはこんな感じで、キー部分とキー以外の部分(「G」のロゴやメディアコントロールの個所)は色合いが少し違います。
「G」のロゴやメディアコントロールの個所は少しパープルな感じを受けます。
先述しましたが、バックライトのカラーはホワイトのみとなります。
Logicool G610BL はどんな人におすすめ?
Logicool G610BL は以下の人におすすめです。
- MMOゲーマー
- コスパで選びたい人
- 簡単なカスタマイズをしたい人
MMOゲーマー|テンキーあり、マクロが組める
テンキーがあり、マクロが組める点でG610BLはMMO向きのキーボードです。
ただしマクロはFキーにしか割り振れないため、Fキーを多用するMMOでは少し微妙になる場合もあります。
耐久性のよいCHERRY MXスイッチの採用や、そこそこの重量で激しい連打でもキーボードがずれにくい仕様になっているのは嬉しい点です。
また少し脱線しますが、耐久性に加えて打鍵感が非常によいので、ゲーマー以外にも文章を書く機会が多いライターやブロガーなどにもおすすめできる仕上がりです。
ただしCherry MX Blue(青軸)は音がマイクに入る可能性が高いので、ボイスチャットをしながらプレイする頻度が多い人は茶軸や赤軸のゲーミングキーボードを選ぶのも良いでしょう。
コスパで選びたい人|1万円以下のCHERRY MXスイッチキーボード
1万円を切る価格でCHERRY MXスイッチの採用やメディアコントロールがある点を考えると、非常にコストパフォーマンスがよいキーボードといえます。
価格を抑えるために
- RGBバックライト
- Fキー以外でのコマンド・マクロの割り当て
はありません。
その点はCHERRY MXスイッチとのトレードオフと考えて割り切る必要があります。
そもそもCHERRY MXスイッチを採用したLogicoolブランドのキーボードをこの価格帯で購入できるのは間違いなくハイコスパなので、コスパを重視するならおすすめできます。
簡単なカスタマイズをしたい人|G HUBでオリジナルキーボードに
すごくこだわったカスタマイズはいらないけど、ちょっとしたコマンドの割り当てなど簡単なカスタマイズをしたい人にもおすすめです。
G610は安価な分、G HUBでのカスタマイズ性は抑えられています。
しかしその分カスタマイズの選択肢が少ないのでちょっとしたカスタマイズは感覚的かつ簡単に行えます。
簡単ではあってもG HUBが使用できるというのは嬉しい点ですよね。
Logicool G610BL まとめ
この記事では《【Logicool G610BL レビュー】コスパ抜群で完成度の高いゲーミングキーボード》についてまとめてきました。
- 1万円以下にもかかわらず耐久性・信頼性の高いCHERRY MXスイッチを採用したハイコスパのゲーミングキーボード
- バックライトがホワイトのみ、Fキーしかコマンド・マクロの割り当てができない、ABSキートップでテカりやすいのは価格とのトレードオフ
- テンキーがありマクロが組めるのでMMOゲーマーにおすすめ
- 文章作成も向いているためライターやブロガーにもおすすめ
ゲーミングキーボードが始めての人にも使い勝手の良い商品ですよ。