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SteelSeriesが2026年5月に発売したワイヤレスゲーミングヘッドセット「Arctis Nova Pro Omni」。
結論から言うと、音質にこだわりがある人、性能優先の人、複数のゲーム機やデバイスを使い分けている人にとっては、価格に見合う価値のある一台でした。
今回は、そんな「Arctis Nova Pro Omni」を実際にレビューしていきます。
- Arctis Nova Pro Omniのスペック・外観
- Arctis Nova Pro Omniを使用した感想
- Arctis Nova Pro Omniがおすすめな人
この記事はメーカー様より商品を提供していただき記事を執筆しております。
Arctis Nova Pro Omniのスペック

| 製品名 | Arctis Nova Pro Omni |
|---|---|
| 発売日 | 2026年5月15日 |
| カラー | Black / White / Midnight Blue |
| ドライバー | カスタム設計 40mm ネオジムマグネティックドライバー |
| 周波数特性 | 10Hz〜40kHz |
| オーディオ | 96kHz/24bit Hi-Res Wireless認証 |
| 接続方法 | 2.4GHz ワイヤレス / Bluetooth LE Audio(LC3+) |
| 同時接続 | 最大3台 |
| 同時ミックス | 最大4系統(OmniPlay) |
| ノイズキャンセリング | アクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載 |
| マイク | ClearCast Pro (オンボードAIノイズキャンセリング機能搭載の伸縮式ブームマイク) |
| バッテリー | 30時間(ホットスワップ式・交換可能) |
| 重量 | 約339g |
| 対応機種 | PC / PS5 / PS4 / Switch / Switch 2 / Xbox / モバイル |
上位・下位モデルとの違い
SteelSeriesのハイエンドヘッドセットは現在3モデルが並んでいるため、違いを整理しておきます。
| モデル | Nova Elite | Nova Pro Omni | Nova Pro Wireless |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 最上位 | 新旗艦 | 先代モデル |
| 発売日 | 2025年10月 | 2026年5月15日 | 2022年9月2日 |
| 価格の目安 (公式参照) | 11万円台 | 6万円台 | 5万円台 |
| ドライバー | 40mm カーボンファイバー | 40mm カスタムネオジム磁石 | 40mm ネオジムドライバー |
| Hi-Res Wireless | 対応 | 対応 | 非対応(有線のみ) |
| 同時ミックス | OmniPlay対応 | OmniPlay対応 | 2系統+Bluetooth |
| Bluetooth | 対応 | LE Audio(LC3+) | 対応 |
| ANC | 搭載 | 強化型ANC | 搭載 |
| ベースステーション | Wireless GameHub | GameHub(OLED) | GameDAC Gen2 |
| ホットスワップ | 対応 | 対応 | 対応 |
| カラー展開 | 2色 | 3色 | 2色 |
Nova Pro Omniは、最上位のNova Eliteの主な機能を引き継ぎつつ、部材やスペックを抑えて価格を下げたモデルという位置づけです。
一方、先代のNova Pro Wirelessとの性能差は大きく、「4系統同時ミックス」「Hi-Res Wireless」「Bluetooth LE Audio」がNova Pro Omniでは搭載されています。
- 素材や高級感まで含めて最上位を求めるなら → Nova Elite
- 機能はほぼ最上位で、価格を抑えたいなら → Nova Pro Omni
- 機能差を気にせず、コスパ重視なら → Nova Pro Wireless
Arctis Nova Pro Omniの主な特徴

Arctis Nova Pro Omniは、「OmniPlay」「ホットスワップバッテリー」「無線でハイレゾ」「高性能ノイズキャンセリング」など他のヘッドセットとは一線を画す機能が搭載されています。
特徴①:最大4系統の音声を同時にミックスできるOmniPlay
本機の名前にもなっている最大の特徴が「OmniPlay」です。付属されるArctis Nova Pro Omni GameHubを使用することで実行が可能。
OmniPlayは最大4系統の音声を同時にミックスして聴ける機能です。
- PCのゲーム音
- PS5やSwitchのゲーム音
- スマホの通話
- タブレットの動画
これらを同時に、しかもヘッドセットを付け替えずに聴けます。同時接続できるため、切り替えの手間もありません。
具体的なシーンを挙げると、
- PCゲーム中にスマホでDiscord通話をしたい時
- PS5やSwitchをプレイしながらパソコンの実況や攻略動画を見たい時など
複数デバイスの音をArctis Nova Pro Omniに集約できる便利機能となります。
特徴②:バッテリー切れの概念がなくなるホットスワップバッテリー

Arctis Nova Pro Omniには、最大30時間駆動するバッテリーが2本付属しています。
ポイントは、この2本を「使いながら入れ替えられる(ホットスワップ)」ということ。
1本をヘッドセットで使いながら、もう1本をGameHub(ベースステーション)で充電しておけるので、常にフル充電の予備が待機している状態になります。
SteelSeriesはこの仕組みを「Infinite Power System(無限電源システム)」と呼んでいます。
無線でありながらバッテリーの心配をする必要のない有線のような使い勝手ができるのが良いです。
また、急速充電にも対応しており、15分の充電で約4時間使用できます。

バッテリーはヘッドセットに内蔵されていて、実際に交換しましたが一瞬で完了しました。

上記は「GameHub」でして、こちらの穴がバッテリー充電ポイントとなります。
GameHubへのバッテリーの装着も簡単。但しバッテリーの向きを間違えると取り出すのが大変なので気を付けてください。
特徴③:ワイヤレスなのにハイレゾ再生に対応

本機は96kHz/24bitの「Hi-Res Wireless」認証を取得しています。
実はこれ、かなり難しいことなんです。
ワイヤレス接続は有線と違ってデータを圧縮して飛ばす必要があるため、どうしても音質が犠牲になりがちでした。
「音質を求めるなら有線」というのがこれまでの常識だったんですよね。
本機はカスタム設計の40mmネオジムマグネティックドライバーと高音質ワイヤレス伝送の組み合わせにより、ワイヤレスの利便性を保ったまま、ハイレゾ級の音質を実現しています。
実際にハイレゾで音楽を聴いてみると、やはり情報量が多い分解像度が高く、ライブ音源などよりリアルに感じましたし、音質はクリアで粒立ちが良い印象でした。
ゲームで使用すると、定位感もバッチリで、敵の足音や銃声の方向・距離を正確に捉えられました。
音がクリアなのでゲーム中もストレスフリーで没入できます。
また、ソフトウェアの「SteelSeries GG」を使用することで200種類以上のプロ仕様のEQ(イコライザー)プリセットから選ぶことができ、特定の音を強調・抑制して独自の設定を作ることも可能です。

特徴④:2種類のノイズキャンセリングを搭載
本機には2種類のノイズキャンセリングが搭載されています。
1つは「ANC(アクティブノイズキャンセリング)」で、自分の耳に入る周囲の音を打ち消す機能。
SteelSeriesの公式表記によると、競合製品より最大40%多く周囲ノイズを遮断するとしています。
逆に外の音を取り込む「トランスペアレンシーモード」もあるので、ヘッドセットを外さずに会話することも可能です。
もう1つが「オンボードAIノイズキャンセリング」。
こちらはマイク側の機能で、拾った雑音を取り除いて相手に声だけを届けます。公式では最大96%の雑音を遮断するとのこと。
ヘッドセットの電源ボタンを1度押すとANCモードに、2回連続して押すとトランスペアレンシーモードに切り替わります。
実際にANCモードにしてみると何もしていない状態と比べて体感半分くらいノイズ音がカットされている印象でした。
パソコンの排気音やエアコンの音など環境音が気にならないレベルになります。
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Arctis Nova Pro Omniの外観・使用感レビュー
それでは、実際に「Arctis Nova Pro Omni」を開封し、外観や使用感をレビューしていきます。

Arctis Nova Pro Omniの同梱物

- Arctis Nova Pro Omni ヘッドセット(中にバッテリーx1)
- Arctis Nova Pro Omni GameHub
- USB-C 充電ケーブル ×2
- マイク用ポップフィルター
- バッテリー
- キャリングバッグ
- 説明書(日本語表記有り)
Arctis Nova Pro Omniの外観

Arctis Nova Pro Omniは「Black」「White」「Midnight Blue」の3カラーが展開されていますが、今回レビューするのは【Midnight Blue】です。

定番であるブラックやホワイトも良いですが、大人でクラシックなミッドナイトブルーは個人的にもかなり好み。


トップヘッドバンドの内側にはファブリック素材のインナーヘッドバンド(サスペンション)があります。
これがあることでヘッドセット装着時に頭頂部にかかる重量を均等に分散させ、長時間の使用でも負担や圧迫感を軽減してくれます。

イヤーパッドはかなりの厚みがあり、素材は「ヴィーガンレザー」を使用。

イヤーパッドは肌ざわりが滑らかで優しく、柔軟性があります。
さらに、フィット感が高く密閉性にも優れているため遮音性も高いです。
密閉性が高いため、夏場など暑い場所ではムレることがあるかもしれませんが、家の涼しい環境で長時間使っている分には特にムレは感じませんでした。
また、イヤーパッドがふかふかなので眼鏡を付けていてもキツい締め付けはありません。眼鏡ユーザーも安心して使用できます。

マイクは収納式で、ケーブル部分の柔軟性があり、思った位置にピタッと止まります。
また、マイクの指向性は、全方向性です。
マイクが単一指向性ではなく全方向のため、会話中に雑音などが入るんじゃないかという懸念があると思いますが、オンボードAIノイズキャンセリング機能により拾った雑音を取り除いて相手に声だけを届けてくれます。
実際に使用してみて相手に感想を聞いたところ、自然な音質で環境音も特に聞こえていないとのことでした。

※撮影の都合上、上記が右耳側に見えますが、実際はこちらが左耳側です。
左耳側には、「電源ボタン」「ミュート」「音量調整」があります。

右耳側には「Bluetoothボタン」があります。

重量は実測で337gで、ゲーミングヘッドセットの中では標準的です。
他の軽量モデルと比べると重さは感じるものの、インナーバンドで重量を分散してくれていることや、イヤーパッドの着け心地の良さで、本来の重量よりも重さや疲れを感じにくい設計になっていると思いました。

Arctis Nova Pro Omni GameHubは、「各音源の音量バランスをリアルタイムに調整」「EQ設定の変更」「バッテリーの充電」などの変更ができます。

ディスプレイに様々な情報が表示されるため、視認性が良いです。
Arctis Nova Pro Omniの外観については以上となります。
Arctis Nova Pro Omniがおすすめな人

- PC・PS5・Switchなど複数のデバイスを使い分けている人
- 配信でゲーム音とチャット音を混ぜて使いたい人
- バッテリー切れのストレスから解放されたい人
- ハイレゾ対応の高音質ヘッドセットを探している人
- ノイズキャンセリング付きのゲーミングヘッドセットが欲しい人
逆に、PCだけで使う・予算を抑えたいという人には、価格に見合うメリットを感じにくいかもしれません。
その場合は先代の「Nova Pro Wireless」も検討すると良いでしょう。
まとめ:Arctis Nova Pro Omni レビュー
この記事では《【SteelSeries Arctis Nova Pro Omni レビュー】無線ハイレゾの高性能ワイヤレスゲーミングヘッドセット》についてまとめてきました。
- 最大4系統の同時ミックス「OmniPlay」がとにかく便利
- ホットスワップ式バッテリーでバッテリー切れの心配がない
- 96kHz/24bitのハイレゾ対応で音質も上位クラス
- 価格はゲーミングヘッドセットとして高価。マルチデバイス環境の人ほど価値が出る。
実際に使ってみると、バッテリーを気にせず何時間でも使えて、PCとスマホの音を混ぜられて、しかもハイレゾ。
デバイスを行き来する人ほど、この快適さは手放せなくなると思います。


















