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Amazonから販売されている電子書籍を読むための端末、「Kindle」は現在5種類販売されています。
- Kindle(無印) → 一番安い
- Kindle Paperwhite → Newモデルになり性能もUPでコスパ最高
- Kindle Paperwhite シグニチャーエディション → 更に性能アップ
- Kindle Scribe → 手書き入力対応でメモを残せる
- Kindle Scribe Notebook Design → ノート機能搭載モデル
本記事では5種類全てを”徹底比較”して解説していきますので、この記事を読めばあなたにおすすめのKindleが必ず見つけられます。
それでは、《Kindleのおすすめはどれ?全5機種を比較して解説》について書いていきます。
Kindleって何?どんなことができる?
Kindle(キンドル)はAmazonが販売している電子書籍タブレット/電子書籍リーダーです。
Kindleは『読書に特化した端末』で、通常のタブレットとはできることや使用感がまるで異なります。
本を読むならタブレットでなく電子書籍リーダーがベストです。
現在、下記の全5種類の端末が販売されています。
また、Kindleという名前で無料アプリも配信されています。
Kindleアプリについて
このKindleアプリでは、Amazonで購入した電子書籍やKindle Unlimitedという月額課金の読み放題サービスで購入した電子書籍を読むことができます。
KindleアプリはKindle端末でなくお手持ちのスマホやタブレットにインストールして読書が可能です。
↑上記のように思うかもしれませんが、Kindle端末は読書に特化している端末だけあって、多くのメリットがあるんです。
それを次に解説していきます。
Kindle端末を購入するメリット・魅力
- 目に優しく疲れにくい
- 薄くて軽い
- 電池持ちが良い
- 屋外や暗所でも読みやすい
以上がKindle端末で共通する通常のタブレットにはないメリット・魅力となります。
Kindle端末メリット1 : 目に優しく疲れにくい
Kindle端末は”ブルーライトゼロ”。
くっきりした美しい文字で、目が疲れにくいので何時間でも読書ができます。紙のような読み心地なので、「本は紙で読む派の人」も一度試していただきたいところ。
Kindle端末メリット2 : 薄くて軽い
薄くて軽いということは、”持ち運び”もしやすく、”手で持っていても疲れない”ということです。
一番人気の「Kindle Paperwhite」の重さはなんと211g!
6インチの1番小さい「Kindle無印」は158gです。
iPad miniでも300gあるのでタブレット型端末としては破格の軽さを誇っています。
カバンに入れて持ち運んでも全然重くないですし、Kindle端末があれば何千冊も読めることを考えたら便利すぎますよね。
Kindle端末メリット3 : とにかく電池持ちが良い
Kindle端末の電池、充電しないでどのくらい持つと思いますか?
実は、Kindle端末は使用状況によりますが数週間は余裕でバッテリーが持ちます。
めちゃくちゃ凄いですよね。充電をあまりしないで良いのも楽ですし、旅行や出張で気にせず読み続けられるのも嬉しいです。
Kindle端末メリット4 : 屋外や暗所でも読みやすい
さらに、スマホやタブレットだと屋外では光が眩しすぎて画面が見にくいですが、Kindle端末は眩しい光の反射がないため、明るい日差しの中や暗所でも快適に読めます。
Kindleは他にも細やかな気配りが沢山詰まっており、本を読み進めていてわからない単語があれば、「辞書機能」ですぐに調べられますし、老眼鏡を使わなくても、「文字の大きさ」を変えればくっきりと見えます。
本を読む前に、読了までにどのくらい時間がかかるか表示してくれますし、読んでいる途中の本を別の端末で続きから読めたりします。
ユーザーに嬉しい機能が盛りだくさんなKindle端末なんです。
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Kindle端末全5種類の比較
デザイン | |||||
---|---|---|---|---|---|
名前 | Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite シグニチャーエディション | Kindle scribe | Kindle Scribe Notebook Design |
価格(税込) | 19,980円 | 27,980円 | 32,980円 | 47,980円 | 56,980円 |
デバイスサイズ | 157.8 x 108.6 x 8.0 mm | 176.7 x 127.6 x 7.8 mm | 230 x 196 x 5.8 mm | 230 x 196 x 5.7 mm | |
重量 | 158g | 211g | 214g | 433g | |
液晶サイズ | 6インチ | 7インチ | 10.2インチ | ||
容量 | 16GB | 16GB | 32GB | 16GB/32GB/64GB | |
解像度 | 300ppi | ||||
フロントライト | LED 4個 | LED 17個 | LED 35個 | ||
バッテリー | 最大6週間程度 | 最大12週間程度 | |||
ワイヤレス充電 | – | 〇 | – | ||
充電ケーブル | USB-C | ||||
手書き入力機能 | – | 〇 | |||
防水機能 | – | 〇 | – | ||
色調調節ライト | – | 〇 | |||
明るさ自動調整機能 | – | 〇 | |||
自動画面回転機能 | – | 〇 | |||
カラー | ブラック、マッチャ | ブラック | メタリックブラック メタリックジェード |
タングステン | タングステン メタリックジェード |
比較1:Kindle無印(キンドル)
- Kindle端末で一番安い(19,980円)
- Kindle端末で一番軽い(158g)
- フロントライト付き
『Kindle無印』は1番安いので価格重視の人におすすめで、初めて電子書籍リーダーを使う人は無印のKindleでもその読みやすさに感動するでしょう。
また、一番軽いため持ち運びに1番適している端末でもあります。
解像度(画質)も他の端末と変わらないのも嬉しいポイント。
- 防水非対応
- 色調調節機能がついていない
- フロントライト(LED)が少ない
Kindleは細かな機能面において他モデルに劣ります。
色調調節があるとスクリーンの色調を明るいホワイトから暖かみのある色に変えられるためシーンによって使い分けられます。この機能はKindle以外全てについています。
また、フロントライト数が多いと暗所でも読みやすいのですが、Kindleの搭載数は4つと他モデルに比べると少ないのもデメリット。
価格重視で軽い端末が欲しい人におすすめ。
細かな機能面では他モデルに劣るが画質は他と変わらないので選んでも満足のいく端末。
比較2:Kindle Paperwhite(キンドル ペーパーホワイト)
- 人気No.1で日本で1番売れている電子書籍タブレット
- 防水仕様
- バッテリー持ちが良くコスパ抜群
『Kindle Paperwhite』は防水機能や色調調節機能などの機能面や価格の面からみて一番コスパの良いKindle端末です。
サイズ感もちょうど良く、211gと軽量なので持ち運びもしやすいですし読みやすいです。
機能面も十分備わっています。
欠点は特になし
Kindle Paperwhiteは欠点という欠点が見当たりません。
機能面で上位モデルに劣る部分はありますが、その機能が無くても十分な性能なので欠点になりえません。
コスパ・性能共に文句無しのためKindle端末で迷ったらコレを選んでおけば間違いない。
容量は16GBで端末本体に数千冊保存可能です。
比較3:Kindle Paperwhite シグニチャーエディション
- 容量32GB
- 明るさ自動調整機能
- ワイヤレス充電対応
『Kindle Paperwhite シグニチャーエディション』は1つ前に紹介したKindle Paperwhiteに「明るさ自動調整機能」と「ワイヤレス充電対応」が搭載されて容量が16GBから32GBにアップしたモデルです。
欠点は特になし
Kindle Paperwhite シグニチャーエディションも欠点という欠点が見当たりません。
価格を重視するならKindle Paperwhiteで、より快適に読みたいのならKindle Paperwhite シグニチャーエディションを選ぶと良いでしょう。
比較4:Kindle Scribe(キンドル スクライブ)
- 画面サイズが10.2インチと大きい
- 横向き・見開きに対応している
- 手書き入力機能搭載
- ペン付きでメモがとれる
- PDFを読み込んで書き込める
『Kindle Scribe』はシリーズ初、手書き入力に対応したKindle端末で「読む」と「書く」を両立しています。
「読む」面の機能性も高く他モデルと比べても最上位。また、スクリーンが大きいので雑誌が見やすく見開きで見れるので漫画の大事な大きなコマ割りも迫力そのままで読めます。
「書く」面においては本にメモを残す以外にも罫線付きノート、方眼紙、チェックリストなどのテンプレートを使い、ノートや日記、リストなど簡単に作成できます。
ビジネスや論文でPDFを読み込む人にもおすすめ。
- 値段が高い(通常47,980円)
- 本体が大きいので持ち運びは他端末より不便
- 手書きの機能は最低限
- 防水非対応
Kindle Scribeはシリーズ内でも高価な端末です。
また、本体が大きいので雑誌など見開きページは読みやすいですが、小説などの書籍は気軽に持ててページめくりもできる他のKindleモデルのほうが使い勝手は良いです。
手書きの機能に関しては、本当にメモやノートをとるだけの最低限のツールのみとなっており、ちょっと凝ったイラストを描いたりはできません。
ただし、書き心地は最高で他の書き込める端末と比べても最上位です。
本にメモやノート・日記の作成など行う予定のある人にはおすすめ。
Kindleを読書目的で購入するのであれば「Kindle Paperwhite」で十分。
購入の際、スタンダードペンとプレミアムペンのどちらかを選べるが、スタンダードペンにサイドボタンと消しゴム機能がついたものがプレミアムペンとなっている。
スタンダードペンより4,000円高く、便利ではあるがサイドボタンを押してしまい誤作動を起こす人もいるため、正直スタンダードペンで良いと思う。
比較5:Kindle Scribe Notebook Design(キンドル スクライブ ノートブックデザイン)
- 画面サイズが10.2インチと大きい
- 横向き・見開きに対応している
- 手書き入力機能搭載
- ペン付きでメモがとれる
- PDFを読み込んで書き込める
『Kindle Scribe Notebook Design』は1つ前に紹介したKindle ScribeのNewバージョンとなります。
ただ、機能面の違いは1つのみでKindle Scribeの新旧モデルでは直接書き込み機能のみ違いがあります。
Notebook Designでは横書きのKindle本の文中に直接 手書きのメモを書き込むことができます。
- 値段が高い(通常56,980円)
- 本体が大きいので持ち運びは他端末より不便
- 手書きの機能は最低限
- 防水非対応
Kindle Scribe Notebook Designはシリーズ内で最も高価な端末です。
基本的に本を読む用途だけであればここまでの機能は不要でしょう。
Kindleを読書目的で購入するのであれば「Kindle Paperwhite」で十分。
『Kindle Scribe』と『Kindle Scribe Notebook Design』は価格に大きな差がありますが性能は大きく違わないため今のところは『Kindle Scribe』でいいかなと思います。
番外編:Kindle Paperwhite キッズモデル
- Amazon Kids+ 1年間無料
- 可愛いカバー付き
- 2年間長期保証付き
- 広告なし
『Kindle Paperwhite キッズモデル』はその名の通り子供向けのKindle端末でして、1,000冊以上の子供向けの本が読み放題のAmazon Kids+が1年間無料で付いてきます。
Amazon Kids+は月額980円(Amazonプライム会員だと月額480円)ですが、1年間無料になるため11,760円がお得に!
また、通常の端末は標準で1年間の保証ですがキッズモデルに関しては2年間の保証が付きます。
価格も19,980円~とKindle無印と同じ価格となっています。
- 1年後からAmazon Kids+の料金がかかる
特に欠点という欠点はありませんが、しいていうならばAmazon Kids+が1年後から料金が発生するので、月額980円(Amazonプライム会員だと月額480円)がかかってきます。
解約をしないと自動的に課金されてしまうので、その点は気を付けるべきポイントです。
Kindleキッズモデルは子供が読書に集中できる端末で、広告もなく安心。
Paperwhiteキッズモデルは防水・色調調節機能が追加され、フロントライトにLEDが多く搭載されているため目にも優しいです。
Kindle全5機種を比較した結論
結局1番おすすめはKindle Paperwhite
本を読むために必要な機能が十分揃っており、サイズ感もちょうど良く持ち運びもしやすい「Kindle Paperwhite」を選べば間違いなし。
キッチンやお風呂など水場で使うならKindle Paperwhite
Kindleの中で防水仕様なのが「Kindle Paperwhite」と『Kindle Paperwhite シグニチャーエディション』のみとなります。
価格重視ならば「Kindle Paperwhite」、快適さ重視であれば『Kindle Paperwhite シグニチャーエディション』を選ぶと良いでしょう。
コスパ・安全性・携帯性・視認性など全てのバランスが良いです。
メモを取りたい、PDFを読むことが多い人はKindle Scribe
Kindleで唯一手書き機能を搭載しているのが『Kindle Scribe』と『Kindle Scribe Notebook Design』です。
本にメモを残したり、ノートをとったり、Microsoft Wordなどの文書に付箋を追加したり、Eメールを使い文章やメモをエクスポートすることも可能。
『Kindle Scribe』のほうが価格が安くおすすめです。
Kindleの容量はどのくらい必要?
Kindleでは本体の容量を選べますが、どのくらい容量が必要かわからない人も多いと思います。
なので、今回は「小説」「漫画」「雑誌」がそれぞれどのくらい保存できるかを確認しておきましょう。
- 小説は1冊2000KBで計算
- 漫画は1冊60000KBで計算
- 雑誌は1冊90000KBで計算
8GB | 16GB | 32GB | |
---|---|---|---|
小説 | 約4,200冊 | 約8,400冊 | 約16,800冊 |
漫画 | 約140冊 | 約280冊 | 約560冊 |
雑誌 | 約93冊 | 約186冊 | 約372冊 |
小説がメインであれば8GBでも十分な容量でしょう。
漫画や雑誌を沢山保存したいという人は16GBか32GBモデルを選んでおくと安心です。
広告
広告付きと広告なしはどう違う?
Kindleには「広告あり」と「広告なし」の2タイプがあります。
現在のKindleは全て『広告なし』となりました!
広告ありを選ぶと、
- 待ち受け画面
- 表示画面
に広告が表示されるようになります。
広告ありとなしではスリープ状態からホームに行くときに手順が1つ挟まります。
- 『広告ありの場合』起動 → スワイプしてロック解除 → ホーム画面表示
- 『広告なしの場合』起動 → ホーム画面表示
広告ありはスワイプしてロックを解除する手間が挟まるので若干わずらわしさがあります。
さらに、広告はおすすめの本が表示されるのですがその際に「人に見られたくないタイトル」が表示されることがあり、電車や学校などでパッと開くと冷や汗が流れることも報告されています。
ただし、購入時に広告ありを選んだ場合、その後わずらわしくなっても広告なしに変更することはできないので注意が必要です。
広告なしモデルを選ぶと2,000円高くなりますが、広告が出るよりは払った方が快適に見れるのは間違いないです。
オプションのKindle Unlimitedは選んだ方が良い?
全てのKindle端末の購入時に『3か月分のKindle Unlimitedつき』を選ぶかどうかオプションで出てきます。
通常Kindle Unlimitedの利用には月額980円かかりますが、端末購入時にこちらを選択しておけば3ヵ月無料でサービスを利用することができます。
合計で2,940円分浮きますので、忘れずに選択しておきましょう。
Kindle端末のデメリット
Kindle端末にもデメリットがあり、個人的に大きく2つの欠点があると感じたのでまとめます。
- Kindleはモノクロ(白黒)表示
- 容量が増やせない
Kindle端末は全てモノクロ表示で、カラーでの表示はできません。そのため、雑誌や漫画などカラーで見たいのに見れないんです。
ただし、カラーで見れないのはKindle端末で見ているからなので、カラーで見たい時はスマホや他のタブレット端末で見るということは可能です。
また、容量が増やせないに関してですがFireタブレットなどはSDカードを利用して容量を最大1TBまで増やすことができますが、KindleはSDカードを利用できないため本体の容量以上には増やせません。
沢山の本を保存したい人は最初の端末を選ぶ時に容量が大きいモデルを選ぶ必要があります。
楽天koboとAmazon Kindleはどちらがおすすめ?
AmazonのKindle電子書籍リーダーと同様に人気があるのが、楽天kobo電子書籍リーダーです。
なので選び方としてはシンプルに、Amazonをよく使う人は「Kindle」、楽天をよく使う人は「kobo」を購入するのがおすすめです。
楽天Koboについては《楽天Kobo(こぼ)のおすすめ端末はどれ?全5機種を比較して解説》の記事をご覧ください。
詳しい比較については《Amazon Kindleと楽天Koboを比較!どちらの電子書籍タブレットを買うべき?》の記事をご覧ください。
Kindle端末全5機種の比較 まとめ
本記事では《Kindleのおすすめはどれ?全5機種を比較して解説》についてまとめてきました。
1番のおすすめは『Kindle Peparwhite』ですが、価格や機能、容量や特徴など自分に合った1台を選んでみてください。