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パソコンを自作する時やBTOでCPUを選ぶ際、初心者の人はまず悩むと思います。
↑こんな悩みがありますよね。
価格別で分けているので、予算に合わせて選ぶこともできます。
- CPUの基本とポイント
- 自作・BTOにおすすめのCPU【価格・用途別】
それでは《自作・BTOPCにおすすめなCPUはこれだ!初心者でも用途・価格別でわかる》について書いていきます。
CPUについて
CPUの役割とは
CPUはCentral Processing Unitの略で、パソコンの演算処理を行う非常に重要な部分でして、処理速度の速さに繋がります。
CPUは人間で言う【脳】の部分なのでかなりミソ。
処理性能が低いとゲームや動画編集などのパソコンに負荷がかかる作業において、動作が一時停止したり、フリーズします。処理が追い付かないためですね。
と、いうことでパソコンにおいてCPUは非常に重要な部品ですので、用途に合わせて選ぶ必要があります。
CPUの詳しい見方はこちら▼
2大CPUメーカー、「Intel」と「AMD」の違い
CPUと言えば「Intel」そして「AMD」が有名です。
少し前まではCPUと言うと「Intel」が優勢で「AMD」が後を追う形でしたが、今や【AMD】はIntelに劣らない品質で低価格とコスパに非常に優れているため、ユーザーからの支持も厚くなっています。
どちらが良いというよりは、どちらのほうが自分の用途に適しているのかで選べばOKです。
違いを詳しく知りたい人はこちらも併せてお読みください▼
【1万円台】自作・BTOPCにおすすめなCPU
Core i3-12100F【初心者ゲーミング向け】
コア数 | 4 | スレッド数 | 8 |
---|---|---|---|
CPUソケット | LGA 1700 | チップセット | Intel 600 / 700 |
クロック周波数 | 3.3 GHz | ブーストクロック | 最大4.3 GHz |
オーバークロック | × | 内蔵GPU | × |
TDP | 58 W | 付属クーラー | Intel純正クーラー |
価格(変動有) | 約15,000円~ |
1万円台で非常に優秀なコスパを誇るのが【Core i3-12100F】です。
エントリー向けのゲーミングPCを作るのであればこちらがおすすめでして、「RTX 3060 Ti」などのグラボ性能と組み合わせて作ると良いです。
ほとんどのゲームが快適に動作しますが、他にもアプリを複数立ち上げていると若干の重さは感じます。
初心者向けにはこれほどコスパの良いうってつけのCPUはないでしょう。
Core i3-14100F【初心者ゲーミング向け】
コア数 | 4 | スレッド数 | 8 |
---|---|---|---|
CPUソケット | LGA 1700 | チップセット | Intel 700シリーズ |
クロック周波数 | 3.5 GHz | ブーストクロック | 最大4.7 GHz |
オーバークロック | × | 内蔵GPU | × |
TDP | 58 W | 付属クーラー | Intel純正クーラー |
価格(変動有) | 約17,000円~ |
こちらも1万円台で購入できるIntel最新14世代の【Core i3-14100F】です。
旧世代と性能、価格共に大きく変わりませんので最新世代のこちらもおすすめ。
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【2万円台】自作・BTOPCにおすすめなCPU
AMD Ryzen 5 5600【低コストで自作ならコレ】
コア数 | 6 | スレッド数 | 12 |
---|---|---|---|
CPUソケット | Socket AM4 | チップセット | AMD 400 / 500 |
クロック周波数 | 3.5 GHz | ブーストクロック | ~ 4.4 GHz |
オーバークロック | 〇 | 内蔵GPU | × |
TDP | 65 W | 付属クーラー | Wraith Stealth |
価格(変動有) | 20,750円 |
2万円でも性能が良く、低予算でコスパに優れた自作PCを作るときのCPUの本命が【AMD Ryzen 5 5600】です。
Ryzen 5 5600Xも販売されていますが、基本性能はほとんど同じです。
ライバルはCore i5 12400Fとなりますが、こちらのほうが価格が安く、ゲーム性能も大きく変わらずコスパに優れています。
性能にも価格にもこだわりたい人におすすめのCPUです。
Core i5-12400F【高コスパで万能】
コア数 | 6 | スレッド数 | 12 |
---|---|---|---|
CPUソケット | LGA 1700 | チップセット | Intel 600 / 700 |
クロック周波数 | 2.5 GHz | ブーストクロック | ~ 4.4 GHz |
オーバークロック | × | 内蔵GPU | × |
TDP | 65 W | 付属クーラー | Intel純正クーラー |
価格(変動有) | 28,484円 |
「Core i5-12400F」はゲームから動画編集などのクリエイティブ用途まで十分なパフォーマンスを発揮する、万能でコスパの良いCPUです。
RTX 3070程度のGPUまで性能を活かせるため、FPSゲームはもちろん動画編集などのクリエイティブ用途でも十分なパフォーマンスを発揮。
ゲームをしつつ他のタスクも立ち上げる状態(マルチタスク)でも問題なく稼働します。
先に紹介したAMD Ryzen 5 5600と比べるとシングルスレッド性能が高く、ゲーミング性能も若干有利になります。
【3万円】自作・BTOPCにおすすめなCPU
AMD Ryzen 5 7600【コスパ抜群】
コア数 | 6 | スレッド数 | 12 |
---|---|---|---|
CPUソケット | Socket AM4 | チップセット | AMD 400 / 500 |
クロック周波数 | 3.8 GHz | ブーストクロック | ~ 5.1 GHz |
オーバークロック | 〇 | 内蔵GPU | × |
TDP | 65 W | 付属クーラー | Wraith Stealth |
価格(変動有) | 約30,000円 |
3万円でも性能が良く、低予算でコスパに優れた自作PCを作るときのCPUの本命が【AMD Ryzen 5 7600】です。
性能にも価格にもこだわりたい人におすすめのCPUです。
【5万円】自作・BTOPCにおすすめなCPU
Core i5 13600K【万能で満足以上】
コア数 | 14 | スレッド数 | 20 |
---|---|---|---|
CPUソケット | LGA 1700 | チップセット | Intel 600 / 700 |
クロック周波数 | 3.5 GHz | ブーストクロック | ~ 5.1 GHz |
オーバークロック | 〇 | 内蔵GPU | Intel UHD 770 |
TDP | 125 W | 付属クーラー | × |
価格(変動有) | 50,000円 |
「Core i5 13600K」はハイエンド並の性能を持ちつつも約5万円で買えるコスパの良さが人気のCPUです。
ゲーミング性能も高く、動画編集能力も4Kも素早いエンコードが可能。
Core i5と言えども最高のパフォーマンスを発揮しますし、安めの空冷CPUクーラーで放熱問題は解決できます。
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【10万円以下】自作・BTOPCにおすすめなCPU
Core i9 9900KF【ゲーミング重視】
コア数 | 8 | スレッド数 | 16 |
---|---|---|---|
CPUソケット | LGA 1151 | チップセット | Intel 300シリーズ |
クロック周波数 | 3.6 GHz | ブーストクロック | 4.7 ~ 5.0 GHz |
オーバークロック | 〇 | 内蔵GPU | × |
TDP | 95 W | 付属クーラー | × |
価格(変動有) | 54,000円 |
ゲーマーが目指すべきCPUがこちらの「Core i9 9900KF」です。
ゲーミングの性能そして安定さを考えるとやはりRyzen 9ではなくCore i9 9900KF一択です。
また、グラフィックス内蔵の「Core i9 9900K」もありますが、GPUは専用のものを用意するので9900Kより安い【9900KF】で良いでしょう。
Ryzen 9 3900X【高コスパ、ハイパフォーマンス】
コア数 | 12 | スレッド数 | 24 |
---|---|---|---|
CPUソケット | Socket AM4 | チップセット | AMD 400 / 500シリーズ |
クロック周波数 | 3.8 GHz | ブーストクロック | ~ 4.6 GHz |
オーバークロック | 〇 | 内蔵GPU | × |
TDP | 105 W | 付属クーラー | AMD Wraith Prism |
価格(変動有) | 60,000円 |
12コア24スレッドでほぼ全てのことがノンストレス、最高の環境でゲームもクリエイティブもできるCPUが「Ryzen 9 3900X」です。
価格も6万円とコスパも最高級。
ハイエンドゲーミングPCでオールジャンルを楽しみたいのであればRyzen 9 3900Xが適正です。価格を見てもこれがベストな選択になります。
自作・BTOPCにおすすめのCPU まとめ
本記事では《自作・BTOPCにおすすめなCPUはこれだ!初心者でも用途・価格別でわかる》についてまとめてきました。
CPUは価格によって性能が変わってきますので、自分の用途・予算に合わせてCPUを選びましょう。
長く使うつもりであれば、性能の良いCPUを選んでおけばどんな用途にも対応できるので、悩んだら自分が想定している用途より少し良い性能のCPUを選んでおくと安心です。
最後にサクッと価格別におすすめのCPUをまとめて終わりにします。